2016年01月16日

【ストックビジネスの教科書−毎月継続的に収益をあげるビジネスのつくりかた−】大竹啓裕 読書日記621



第1章 ストックビジネスとは何か?
第2章 ストックビジネスへの道
第3章 ストックビジネスの収益構造を理解する
第4章 ストックビジネスを極める

不動産業に携わっている私としては、「ストックビジネス」という言葉にもろに反応してしまった。
なぜなら、不動産業こそ「ストックビジネス」の代表のようなものだからである。
日頃から、どうしたらもっと利益を上げられるのかと考えている身からすると、何かヒントが得られるような気がして手に取った一冊である。

著者は自らレンタルオフィスの運営などの「ストックビジネス」を幾つか手掛けている方のようである。
その「ストック」とは、「継続的に利益をもたらすもの」と著者は冒頭で定義する。
その定義に従い、「ストック性が高い」「ストック性が低い」という表現を使い、様々なストックビジネスを見ていく。

ストックビジネスの定義とは、
1. 継続性が高い
2. (事業を)売ることができる
ことだとする。
一見ストックビジネスに見えても、特定のカリスマに頼っていたりするとこの定義に当てはまらず、ストックビジネスとは言えないとなる。

著者は、ストックビジネスを行うのは、何も不動産業などのストックビジネスそのものをしようと主張しているわけではない。
一見、フロービジネスであるかのようでも、「ストック思考」を持つことによってストックビジネス化することを提唱している。
そのために、「8つの課金モデルと17のビジネスモデル」を紹介している。

このあたり、ストックビジネスとしての不動産業でのヒントを求めていた自分の思惑とズレが生じる。
もっともそれは著者には関係のないところではあるが・・・
それでも様々なストックビジネス化がありうる中、ソフトバンクのペッパー事業のビジネスモデルや、女子大生がスマホの使い方をお年寄りに教えるというアイディアの例などは、考え方を理解する上では有益であった。

こうしたストック思考はいろいろと応用ができそうであり、安定した利益を得ていこうとしたら、ぜひとも意識したいところである。
当初の思惑とは違ってしまったが、これはこれで参考になったということができる。
学ぼうと思うなら、いろいろとヒントが得られる一冊である・・・

posted by HH at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス/自説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする