2020年06月11日

【株は夢をかなえる道具−女子のための株式投資入門−】杉原 杏璃 読書日記1159



《目次》
はじめに
第1章 私が株を始めた理由
第2章 初心者でも大丈夫、株式投資の始め方
第3章 知っておくと差がつく! 売買テクニック
第4章 素人でも成功できたマイルール
第5章 銘柄選びは自分の「好き」を大事にする
第6章 「株ドル」から「億ドル」へ
第7章 株が世界を広げてくれた
おわりに

 著者はグラビアタレント。グラビアタレントの著者であるが、株式投資家としての一面を持ち、その成果をもって株式投資について語った一冊。自分自身、個人でも株式投資をほそぼそとやっており、そんなこともあって興味を持った一冊。

著者が株式投資を始めたのは23歳の時。30歳の時に株をやっていると公表。なんと以来、「株ドル」と呼ばれているらしい。始めて5年で1,000万円の利益を出し、今は1億円の利益を出せるようになったのだとか。なかなかすごいことである。始めたのは、芸能界の仕事だけだと食べていけないからだという。お金を稼ぎたかったというストレートな目的に加え、周りの大人に認めてもらいたかったという若い女性ならではの動機もある。

始めの投資額は30万円。もともと貯めたお金が200万円あったそうであるが、万が一全部なくなっても1年間の授業料として割り切れる金額だったという。なかなか堅実である。始めるにあたっては、とにかく実践で鍛えた方がいいとする。ご本人も楽天証券で講座を開き、いきなり始めたという。「口座を解説する」「お金を入れる」「銘柄を買う」「ほったらかしておく」これだけだという。実践第一というところは共感できるところである。

大事なことは、難しいことはわからなくても、まずはゆるく初めてみること。いいニュースが報道され、遅れて買って遅れて売ってもそれなりに利益は出せる。株をやって手に入るのはお金だけでなく、知識、先を読む力、人脈、行動力。「使わなくても困らない金額」から始めればいいとする。銘柄選びに困ったら、株主優待で選ぶのもありで、初心者に最適なのは1株1,000円前後の株。好きな会社を応援するつもりで買うといい。

他の株式投資本であれば、チャートの見方から始まり、様々なテクニックの解説があったりするが、この本ではあまり詳しく触れられていない。せいぜい、株価と出来高が上がり始めたタイミングで買い、その2つがピークになった段階で売るという程度。あえて手の内を明かさないのかも知れないが、肩透かし的である。それでも「初心者におススメなのは日経225」、「銘柄に恋をする」という点は参考になる。

個人的に意外だったのは、「掲示板」である。Yahoo!ファイナンスや5チャンネルの掲示板はよく見ているらしく、一般の投資家がワサワサと噂しているのを買うのが1番しっくりくるのだとか。そんな感じで、中長期取引が3割、週トレが7割の割合でやっているのだとか。それでできるのはすごいと個人的には思う。投資スタイルとしては、「現物取引」派らしいが、お金があればそれが1番だと思う。

パソコンの前に座っているだけでなく、街を歩くのも結構大事。見逃せないのは看板だとか。友人に「最近ハマっているものはないか」と尋ねることも大事。そういうところにヒントは隠れている。初心者は「大きく儲ける」のではなく、「大きく損しない」ことが大事。知らないジャンルには手を出さないという心掛けも効果的。そのほかに意識していることは以下の通り。

1. 頭としっぽはくれてやれ
2. すぐに損切りしない
3. 一日のルーティンを決める
4. ざっくりとでも株ノートを作る
5. 危険には飛びこまない
シンプルであるが、大事なこととである思う。

 チェックしているのは、「Yahoo!ファイナンス(コメントをチェック)」「みんなの株」「株マップ.com」「会社四季報アプリ」「トレダビ」「人気ブログランキング」。「お金の話をしないと、お金は増やせません」というところはその通りかも知れないと思う。年齢的にもグラビアは難しくなってくる。今やソフト補正下着の会社を立ち上げ、40歳までに2億を稼ぎたいとする。大したものである。「私にもできたから、あなたにもできる」という言葉に励まされる思いがする。

 「儲かった損した」と損得だけで考えるのはやめた方がいいと語る。投資も極めてくるということが違ってくる。失礼ながら23歳のオネエちゃんができたのならみんなできてもおかしくない。勇気付けられるところがある。これからまた少し始めてみたいと思わされる。株式投資を始めようとする人には、気軽に読めて背中を押してくれる一冊である・・・








posted by HH at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | 金融・経済・株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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