2010年02月11日

【オーケストラ指揮法】高木善之 読書日記38



著者は元オーケストラ指揮者。
オーケストラの指揮で発揮してきた他人とのコミュニケーション方法を伝える一冊。
人の悩みの大半は人間関係であると言われている。
そしてそれを解決するためのヒントが筆者の伝えるコミュニケーション方法にあり、それはオーケストラの指揮に留まらず、家庭でも仕事場でも応用の効く方法である事から、それを公開したのが本書である。

前半は筆者の指揮者人生が語られる。
もともとは企業に勤めながら社内の合唱団の指揮者であったらしい。
素人にはわからないのだが、普通、合唱団の指揮とオーケストラの指揮はまったく異なり、合唱団の指揮者からはそれよりもはるかに難しいオーケストラの指揮者への転向はできないらしい。
ところが筆者は執念でオーディションを通過して指揮者になってしまう。

企業ではコンクールで万年2位に甘んじていたが、交通事故で瀕死の重傷を負い、ベッドの上で自問自答を繰り返し、そうして最後にある境地に辿りつく。
それまでとはまったく異なる音楽への取組み。
それを始めた途端、コンクールで優勝する。

職場でも部下の心を掴むリーダーシップを発揮し、家庭ではそうして育てた子供は友達にからかわれても明るくやり過ごせるように育ち、先生を驚愕させる。
こうやって人と関わっていけば、誰もが幸せになれそうな気がする。
今現在は音楽をやめ、地球環境のために働く筆者。
それはベッドの上での気付きから必然的に導かれた境地なのかもしれない。

より良く生きるヒントになりそうな一冊である・・・






posted by HH at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス/自説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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