2011年12月28日

【人は上司になるとバカになる】菊原智明



第1章 モチベーションを下げまくる上司
第2章 部下を信用しない上司
第3章 部下を追いつめる上司
第4章 自分の価値観を押し付ける上司
第5章 部下のジャマをする上司

何となく、普段薄々感じている事を、ずはり言い当てられると思わず膝を打つ事がある。
この本のタイトルを目にした時もそんな感じであった。
サラリーマン社会に身を置いていると、いろいろな上司に出会う。
そして当然、中には尊敬できない上司もいる。
この本は、そんな上司をタイプ別に分類し、さらには著者なりの対処方法まで示してくれているところが面白い。

第1章では「モチベーションを下げる上司」という事で、いくつかのタイプが紹介されている。
個人的には「守ってくれない上司」というところに波長があってしまった。
やはり自分の経験とマッチすると反応してしまう。
やっぱり誰でも我が身はかわいいから仕方ないんだけど、いるんだよなぁと呟いてしまう。

第2章は「部下を信用しない上司」とあるが、その中の「細かすぎる上司」が良い。
「部下を信用しない」に該当するかは疑問であるが、とにかく「てにおは」に拘られたりすると、なかなかイライラ度をアップさせてくれるものである。
第3章では、「いつも不機嫌」「独裁的」「部下の存在を全否定する」「粘着系」「部下を辱める」という上司のタイプが出てくる。
どれもよくありがちである。
その昔、朝挨拶してもぶすっとしているだけの人がいたよなぁと、思わず思い出してしまった。

第4章もわりと馴染みのあるタイプである。
「先入観が強すぎる」「部下の都合をまったく考えない」「自分の非を認めない」・・・。
しかし、第5章になるとちょっとイメージしにくいところがある。
「仕事の足を引っ張る」「失礼」「成績の挙がらない」「自称『情報通』」などは、ちょっと今までには見た事がない。

全体的に、今まで見聞きしてきたようなタイプの上司については、頷いてしまうところが多い。
著者の親切なところは、それぞれのタイプについて、分類して面白がって終わりではなく、対応方法を示しているところだろう。
ただ、いろいろと経験を積んでくると、どのタイプが来てもそれなりに対応できるというもの。
この対応方法については、あまり感じるところはなかった。
まあ、それも人それぞれで、若手の経験の薄い人などにはひょっとしたら参考になるのかもしれない。

そういう意味では、「若手向きの本」と言えるのかもしれない・・・

                    
 

posted by HH at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス/自説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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