2012年08月11日

【学校じゃ教えない「子供のアタマ」を良くする方法】松永暢史 読書日記267



序章   [アタマがいいこと]は幸福への手段
第1章 親にしかできない子供の[アタマを良く]する方法
第2章 学校が教えてくれない、[アタマが良くなる]能力開発のキモ
第3章 勉強ができるようになるための[学力]向上法
第4章 学校はなんのためにあるのか?

著者は子供の能力開発に尽力しているコンサルタント。
かつて 「できるだけ塾に通わずに受験に勝つ方法」という著作も読み、この分野ではその話には傾聴に値するところがあると個人的に考えている方である。
できる事ならアタマの良い子に育ってほしいと思うのは、どの親でも共通しているだろう。
どうしたら我が子のアタマが良くなるのだろう。
そんな問いにこの本は一つの答えを与えてくれる。

学校では勉強は教えるものの、アタマが良くなる方法は教えてくれないと言う。
言われてみれば確かにその通り。
「10回書いて漢字を覚える」
「ひたすら九九を暗記する」
これじゃ我が子は賢くならないと言う。
それはそうかもしれないが、九九をひたすらやる事はアタマの良し悪しに関わらずいい事だと個人的には思う。

勉強に関して大人が子供に最も与えてはならないのは、「自分はできない」というコンプレックスだと言う。
これは同感だ。
難しい問題が解けると、次に難しい問題に当たっても「これもできるんじゃないか」と向かっていける。
これは自分の経験からもよくわかる。

遠くの私立中学に通わせる事はオススメできないと言う。
これは何となく意識としてもっている。
電車通学はせめて高校生からだろう。
そんな基本的な考え方が同じなのも、この本を受け入れやすいところだろう。

記憶術はそれなりに参考にはなるが、それよりも「子供に直観力を持たせる4カ条が参考になった。
・子供にはなるべくいろいろな体験(試行錯誤)をさせる
・スポーツは有効
・キャンプに連れて行き自然体験させよ
・ダジャレを侮るなかれ
キャンプは親である自分が苦手だからどうしよう・・・

その他作文の重要性、国語力の重要性、読書の重要性、暗算力の重要性が語られる。
これらはすべてスポーツにおける基礎体力なのだろう。
基礎体力なくしていきなりプレーしてもうまくはできない。
言うまでもない事だが、改めてそう思う。

良い学校に入れるために、塾へ入れて一安心、という親は多いのではないだろうか。
今の親は、もうすでに自分の受験体験を持っているはず。
自分がやらなかったくせに、子供に無理にやらせようとするのは滑稽な事。
まずは大事なものは何かをしっかりとさせないといけない。

そういう意味で、参考になる一冊である・・・
    
    
posted by HH at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 教科書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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