2014年12月28日

【東大教授が教える独学勉強法】柳川範之 読書日記496



第1章 新しい「勉強」が必要とされる時代
第2章 なぜ独学が、一番身につく勉強法なのか
第3章 勉強をはじめる前にやっておきたいこと
第4章 新しい分野に、どう取りかかり、学びを深めていくか
第5章 学びを自分の中で熟成・加工し、成果をアウトプットする

何となくタイトルに惹かれて手に取った一冊。
個人的に勉強する事は好きな方であり、少しでも役に立つかもしれないという思いからである。

はじめに概念的なこと。
勉強の本質は「考えること」という意見。
これからは自分の頭で考え、自分自身で判断する力をつけるための勉強が求められており、そのために独学が必要なのだという。
そして学問を身につけた人は情報に振り回されなくて済む。
答えのある問いから答えのない問いへ。
生き残るためには応用力と独創性を身につけよ。
勉強は加工業、自分の中での“熟成”が大事。
こんな言葉が並ぶ。
そんな著者は、この本で「答えのない問いに自分なりの答えを見つける勉強」をしてほしいと語る。

肝心の方法論であるが、まずいきなり勉強してはダメだという。
学ぶクセをつけるには、疑問を持つ事が第一。
つねに「自分がどう思うか、どう考えるか」を考えるクセをつけないといけない。
そして学んだ先にある自分の姿をイメージする事が2番目に大事。
ワクワクしないと続かないという指摘は理解できる。

読書については、一言で言えば、「考えながら読む」。
「何の疑問も持たずに『ああそうなんだ』と読むのではなく、『本当にそこまで言えるのだろうか?』というような問い掛けを絶えず」する事が重要。
それは言葉を変えて何度も強調されているが、それはその通りだと実感している。
本に限らず、何にでも当てはまる指摘だろう。

タイトルに「勉強法」とはあるものの、ノウハウ本ではないように思える。
「マーカーは引かない」など、ノウハウ的なものも多いが、それが重要とも思えない。
それこそ、著者の言う事を疑ってかかってもいいかもしれない。
結局のところ、自分にあった方法を見つけるヒントにするべきなのかもしれない。

「自分なりの勉強法を見つけるための本」というのが正しいように思われる一冊である・・・

    
posted by HH at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス/自説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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