2015年07月14日

【2018年までのマンション戦略バイブル】沖有人 読書日記564



第1章 住まいの常識を変える7つのメガトレンド
第2章 人口減少時代の自宅の選び方
第3章 自宅投資としての不動産の買い方・売り方
第4章 人口減少時代の不動産投資の基本
第5章 180度変わる自己投資物件の選び方
第6章 東京に投資する理由
第7章 相続対策としてのマンション活用法
第8章 2018年までの資産組み替え戦略

著者は、不動産のコンサルティング会社の経営者。
昨年、『マンションは10年で買い替えなさい』を読んで興味を持ち、著者の経営する会社が運営するマンション評価サイト住まいサーフィンを見たりしていたが、続編とも言える本が出たということで手に取った一冊。

前著『マンションは10年で買い替えなさい』では、自宅を使った不動産投資ということで、なかなか面白い着眼点だと思っていたが、この本ではその流れを受けてさらなる指南となる。
前著以後の市場の変化を受けての解説。
住まいの常識を変える7つのトレンドがまず説明される。

@ デフレからインフレへ
A 人口増加から減少へ
B 相続対策需要の増加
C 資金の出し手の国際化
D 不動産評価方法の変化
E 新築購入リスクの増加
F 自宅購入者の情報力向上

基本的に自宅を投資対象にしてしまいましょうという考え方は、前著で明らかなので、ここでは補足説明的なものになる。
理屈は十分に理解できるが、実際に自分でやるかどうかとなると、これはその人の性格にもよると思う。
私であれば、まず考え方が合わない。

そもそも儲けるために、タイミングをみて何度も自宅を売ったり買ったりということをしたいとは思わない。
著者も説明しているが、購入時点で、
「『この物件を売りに出した場合、買い手は誰になるのか』を考え、『高く買いたいと思う人がいる物件』を選ぶ」ということであるが、自分の好みより人の好みなわけで、そこまでしたくないと思ってしまう。

また、「思い入れや地縁を捨て、あくまで資産性で物件を選ばなくてはならない」とする。
確かに、投資であれば私情は排除しないといけないだろう。
湾岸地域や城南地域、港区周辺などの人気地域を例に上げているが、子供がいれば引っ越し=転校という問題もある。
個人の好みであるが、やりたい人にはいいのではないかと思う。

やりたい人には、具体的な指南が続く。
@ 買ってはいけない時期がある
A 単価の高いエリアが底堅い
B 駅からのアクセスはいいに限る
C 大規模マンションは得をする
D タワーはランドマーク性に価値がある
E 面積は小さいほど損をする
F 適正価格以下で購入する

マンション購入指南書ではあるが、広く不動産全般の考えは、一考に値する部分も多い。
親は子供に財産を残そうと思うものだが、「郊外の一戸建てなど残されても、場所によってはかえって負担になる」なんてところは、該当する人はよく考えたほうがいいだろう。

不動産投資に興味ない人には面白くも何ともない本かもしれない。
ただ不動産投資に興味がある人なら、読んでおいて損はないと思う。
現在都内の不動産価格は高騰しており、高値掴みをしないためにも、勉強は必要である。
そんな勉強のためと考えるなら、参考になる一冊である・・・


posted by HH at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 不動産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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