2015年08月08日

【我が闘争】堀江貴文



第1章  田舎の優等生
第2章  パソコンと思春期
第3章  ダメ人間
第4章  起業前夜
第5章  新米社長
第6章  上場
第7章  M&Aという選択
第8章  プロ野球界参入
第9章  ニッポン放送買収
第10章  衆議院議員選立候補
第11章  ライブドア事件

元ライブドア社長堀江貴文の自伝。
昨年、『ゼロ』という本を読み、また日頃ツイッターでのつぶやきを目にしているが、何となく以前のイメージが変わってきていて、個人的に興味を持つようになっていたことから、手にした一冊。

『ゼロ』が自らの半生を振り返りつつ、自分の考えを語る内容であったが、こちらは完全なる自伝。
長野刑務所で服役していた時に書き始めたものだという。
服役前は「24時間働いていた」というから、服役でもしない限り世に出なかった本なのかもしれない。

ホリエモンは、福岡県八女市というところに生まれる。
ナイターにビールという典型的な昭和サラリーマンの父と激情型の母とを両親に持つ。
もともと頭は良かったようで、百科事典を読みふけっていたというエピソードからも、それはうかがえる。
周囲とは頭のレベルが違って合わなかったらしいが、それはその後のイメージとあまり変わらない。

初期のパソコンと出会い、夢中になってプログラミングを覚える。
家を出て東京に行きたくて、親を説得するには東大しかないという理由で東大を受験。
ものすごい集中力で勉強し、合格してしまう。
東大時代、ほとんど授業には出なかったようだが、なかなか凄い生活ぶり。
「人の気持ちなんて分かるわけないじゃないですか!」
といういかにも、”らしい”発言だが、同じセリフを親に向かって吐いた経験のある我が身としては、よ~く理解できるところである。

そしてプログラミングのアルバイトの熱が入りすぎ、やがて個人で仕事を請けるようになる。
そのまま彼女と東大の知人とで「オン・ザ・エッヂ」を創業。
彼女のお父さんに出資してもらったらしい。
その後の展開は、実際のそれのように流れるように進む。

メディアの注目を集め始めた頃の後半戦は、リアルタイムで見ていただけに、その裏側として面白い。
プロ野球界参入、ニッポン放送買収、衆議院選挙・・・
最後のライブドア事件は、いまだに無実だと信じているとのこと。
メディアもニッポン放送買収(=フジテレビ買収)あたりから、手のひらを返して攻撃してきたという。

世間に浸透する「悪者イメージ」も、メディアによるイメージ操作の感がある。
特に意図的に悪い表情の写真ばかりが使われたと語っているから、そういう部分は大きいのかもしれない。
iPodを見てiPhoneのイメージを思い浮かべ、ソニーを買収してそれを作ろうという考えを持っていたらしい。
そしてその後は宇宙進出をも視野に入れていたようである。

現実の裏側と、そしてホリエモンの裏側(心の中)。
そういうものに触れられるという意味で、実に面白い。
宇宙事業は今も進めているようだし、これからも注目して行きたい人物であることは間違いない。
偏見にとらわれることなく、読んでみると面白い一冊であると思う・・・
    
     
posted by HH at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス/自伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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