2016年01月14日

【感情的にならない本】和田秀樹 読書日記620



プロローグ 感情の「シンプルな法則」
第1章 人には「感情的になるパターン」がある
第2章 「感情コンディション」を整える
第3章 「曖昧さに耐える」思考法
第4章 「パニックに陥らない」技術
第5章 「いつでも気軽に動く」技術
第6章 「小さなことでクヨクヨしない」技術
エピローグ あなたが笑うとホッとする人

いつも読む本を選ぶ時、その時々で意識しているキーワードで選ぶことが多い。
「感情的にならない」というのは、近年常に私が意識していることである。
著者は精神科医。
それゆえに期待できそうだと思って手に取った一冊である。

プロローグでは、「感情は放っておけばだんだんおさまってくる」という法則が紹介される。
これは確かにその通りで、私も常日頃実感していることである。
この「感情を放っておく」というのは、言い換えれば「気にしない」ということ。
また、「感情的になる人は自分の思い込みにこだわる人」ともいう。
これも我が身に当てはめてみれば、実にその通りだと思う。

そうしてなるほどと思いつつ、読み進む。
自分で感情的になるのは、議論での意見対立がある。
そうした時には、「それもそうだね」と一呼吸置いてみようという。
これは日々自分でも実践できている。
自分の意見は意見として主張しても、相手も相手の意見に自信を持っていると考えれば、一旦受け入れて考え直してみるということは日頃心掛けていることである。
それはそれで正解だったようである。

・人の言葉を深読みすると感情が悪化する
・悪意を感じた時は聞き流す
これは他人との接し方のコツであるが、聞き流すというのは重要なテクニックであるような気がする。
私も特に妻のトゲトゲしい言葉は聞き流すようにして感情をコントロールしている。
本能的な行動であるが、これも正解のようである。

心理学の言葉に「曖昧さ耐性」という言葉があるという。
文字どおり曖昧さにどれだけ耐えられるかということらしいが、白黒常にはっきりさせるべきではなく、グレーゾーンを認めるということであるらしい。
他人を「好き」「嫌い」で分けないということでもあり、これも一つのテクニックであろう。

「こんな時彼(彼女)ならどうするか」と考えることも効果的だという。
実はこれも自分は実践している。
若い頃から「いい男」でありたいと考えていて、「この場合、ジェームズ・ボンドだったらどうするだろう」とよく考えていた。
(ただ、実践できなかったことも多々ある)

「(やった方が)まし」という考え方も重要だとする。
完璧な結果になるならないではなく、少しでも良ければやってみるという考え方である。
総じてこの本で説かれていることは、「リラックス」という言葉が根底にある気がする。
力を抜くということが大事なようである。
知らず知らずのうちに実践できていたこともあり、これで良かったんだと自信を持ったことも多かった。
個人的には新たな学びというより、良き確認になったと言える。

感情的にならないようにしたいと考えている人は、一読してみると良いと思われる一冊である・・・

    
posted by HH at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス/自説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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