2016年06月15日

【大前語録】大前研一



第1章 ビジネスマンを奮い立たせるための42か条
第2章 最強のリーダーになるための24か条
第3章 人生を強く生きるための22か条

大前研一の本は、やはり出るたびに要チェックであるが、それだけの価値はやっぱりある。一読したところ、どうやら過去あちこちで語った言葉を整理してまとめたという内容で、物によっては記憶に残っているものもある。しかしながら、それでもこういう形でまとめてもらうのは、それはそれで価値があると思う。

・日本には「大器晩成」という言葉があるが、実際にはそういう人はあまりいないと思う。私に言わせれば、それは最初にサボっているだけだ。
はじめにまずグサリとくる。私自身、「最初にサボっていた」意識はないが、「のんびりスタートした」認識はある。

・当たり前のことを当たり前にやっていたら、当たり前の結果にしかならない。どこかに当たり前でないエキセントリックなところがないと、他より抜きん出ることはできない。
・悪魔の主張をする-反対を表明する勇気を持つことが、ビジネスマンにとっていかに必要かを痛感している。
この2つは今の職場で主張し、実践できている。それに強い自信を与えてくれる。

・腐った鯛は単なる腐った魚。
このシンプルな言い切りがいい。これに続けて「倒れる大樹の陰にいたら潰される」とあるが、いつも「無難」を選ぶ人に突きつけたくなる。

・宵越しのメールは持つな。メールの返事はすぐに出す。
・与えられた仕事を与えられた通りにやっているだけの人には名札≠ェつかない。名札≠ェつかなければ値札≠烽ツけられない。
・上司が「A」と言ったら、「A+B」の仕事をこなさなければならない。
こうした仕事におけるスタンスは、改めて意識したいところである。忘れかけた頃に思い出させてくれるという意味でもありがたい。

・仕事には面白い仕事のやり方と、面白くない仕事のやり方がある。
・成功する人はどんな仕事でも厭わずやるが、成功しない人は仕事を選ぶ。
改めて自分の仕事ぶりはどうだろうかと、自問してみたくなる。

・企画力のない人間は、どうにかひねり出した1つのアイデアにいつまでも固執し、別の発想をしてみたり、同じ発想を別のモノやコトに当てはめてみる柔軟な発想ができない。
これは自分でもドキリとさせられるところがある。改めて柔軟な発想を心がけてみたい。

・参謀は3年先を読み、3年後の成功をみなに約束する力を持たなければいけない。
・参謀たる者は「イフ」という言葉に対する本能的な恐れを捨てなさい。
「企業参謀」で紹介されていた考え方だが、常に意識したいところである。

・考えるべきは、「ライバルに勝つ」ことではなく、「顧客ニーズ」である。
・会社というものは「顧客に奉仕すること」以外の目的を持ってはいけない。
・戦略とは、自社(Company)の相対的な強みを、顧客(Custmer)のニーズを満たしうるように用いて、競争相手(Competitor)よりも優位な差別化を達成しようとするための努力の結晶である。
これは今の仕事で大いに役立つ考え方である。

・人間というのは我慢している間に頭が、フリーズ≠オてダメになる。
いろいろ「我慢」してきただけに、フリーズ≠オてないか確認しないといけない。

・社会や企業環境が激変すると、今までとは違う処世術や人生観の類を求めがちだが、本当に必要なのはむしろどんな状況でも変わることのない生きる姿勢だ。
言ってみれば、「信念」であるが、これは常に気持ちの中にあるから大丈夫である。

・家庭内の唯一の安全装置は対話だ。禁止するよりも、それを前提に子供との対話を活発にしたほうがいい。
これはその通りだと強く思う。

全体として、すぐに読み終えてしまうが、中身は本の厚さに反比例して重い。こう言うタイミングで出版され、こう言うタイミングで読めたことは大きいと思う。読んで頷くだけではなく、すぐにでも実行したいところである。

改めて大前研一は、自分にとって影響力の大きな人だと思わせられる一冊である・・・



posted by HH at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 大前研一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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