2017年07月21日

【いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則】秀島史香



第1章 「話すとなぜか気持ちいい」人たちが心がけていること
第2章 「明日あの人に会う」ときに私がしていること
第3章 どんな想定外でも大丈夫!緊急事態にも揺るがない「切り返し」の方法
第4章 「また会いたい」と言われる人に共通すること
第5章 もう困らない!一生使える話題の拾い方・見つけ方

著者はラジオDJ。もうキャリア20年以上の大ベテランであるらしいが、私はこれまでまったく知らなかった方である。その道で苦労を重ねてきた人の言葉には重みを感じるが、もともと「人見知りで、人と会うのが不安でしょうがなくて、アガリ症」とおよそDJにはふさわしくないような著者が、それでも20年以上キャリアを続けられてきたのは、それこそ本一冊書けるくらいの苦労があったのであろう。そんなところに何かを探して手にした一冊。

まず、人といい関係を作るには、「いかに相手と自分にとって『いい空気を作るか』」だとする。
「初対面の相手にも受け入れてもらえる空気の整え方」
「心の距離を縮める空気の温め方」
「緊張する自分を落ち着かせるための空気の緩め方」
「苦手な相手にも対応できる空気のまとい方」
そんな空気を作る方法を42の法則にまとめてある。

まず相手といい空気を作るのに大切なのは、アイコンタクト。やわらかい気持ちで目と目を合わせるのは、お互いに「よろしく」の意思表示。最も効果的なアイスブレイクは視線・笑顔と語るが、確かにそうだと思う。著者は、写真で見る限り美人だからそれもあるかもしれないが、男でもある程度は通用することではないかと思う。

「顔を合わせたら、一番に相手の『いいね!』を探す」とし、例えば「髪切った?」と言うことでもいいとしている。だが、職場だとセクハラの懸念もあり、このあたりは男としては難しい。
「共通点が見つからない相手には、全面的に教えてもらう」としているが、これはなかなか参考になる。自分としてもしばし経験することだからであるが、今度使ってみたいと思う。

セールストークでは、「自分が持っている専門知識の中から相手が喜びそうなものを探す。相手にとって有益な情報はなんだろうかと考える」とする。これは仕事で使えそうである。と言うか、無意識のうちにできているかもしれないと思ってみたりする。
「会話の中で相手の名前を呼ぶ」は、あちこちで語られているテクニックだが、やはり有効だと言うことだろう。

「ギクシャクしたらまずは相手のペースに時間感覚を合わせてみる」
「悪意を向けてくる相手には無理せず心に『防水加工』」
「失言をしてしまった時は、逃げないで言葉を尽くす」
相手との関係がうまくいかなさそうな時の対応も書かれていて、これはこれで参考になる。

「人と人の関係において重要なのはフェアであること」は、相手が子供であっても真摯に質問に答えていた宇宙飛行士の毛利さんを例に挙げて説明。確かにその通りだと思う。「誰が言ったか、ではなく何を言ったか」ここも自分としてはこだわりたい。
「話題は大皿料理、取り分け上手は愛される」は、まさにその通りだと思うが、自分にはなかなか難しい。

「雑談力を上げるには、トホホ体験」
やはり自分をネタにするのは、1番害のない話題提供だろう。
「好奇心があれば日常生活は話題満載のドラマ」
これは本当にそうなのだろう。要は、「そう言う目で世界を見ているか」なのだろう。とても参考になる。

やはり苦労して得てきたものというのは、迫力があると思う。みんなさらりと書かれてはいるが、自分には向いていないと思いつつも、DJになりたいからと頑張った著者の汗と涙の結晶がこの本には詰まっている。やはり人見知りで他人が苦手な自分としては、少しでも身に付けたいと思うことがたくさん出てくる。いくつかは、早速実践してみたいと思う。

今度、このかたのDJを聞いてみたいと密かに思う。
似たような性格の人には、一読の価値ある一冊である・・・



posted by HH at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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