2017年07月28日

【ダメなときほど「言葉」を磨こう】萩本欽一



第1章 どんな逆境も言葉の力で切り抜けられる
第2章 子育てこそ言葉が命
第3章 辛い経験が優しい言葉を育む
第4章 仕事がうまくいくかは言葉次第!
第5章 言葉を大切にしない社会には大きな災いがやって来る
第6章 言葉の選び方で人生の終着点は大きく変わる

欽ちゃんの本はすでに2冊読んでいる(『負けるが勝ち、勝ち、勝ち! 「運のいい人」になる絶対法則』『ダメなやつほどダメじゃない』萩本欽一))。いずれも読んで共感できる部分が多く、また今まで知らなかった欽ちゃんの人柄に触れるところもあり、そのテイストが気に入っていたため、改めてもう一冊と手を出した次第。

前2冊が、「運」を1つのキーワードとしていたのに対し、この本は欽ちゃんが「運」だけでなくもうひとつ大切にしてきたものとしての「言葉」にスポットライトを当てている。「良い言葉には幸運を手繰り寄せたり人生を好転させる力がある」とするが、自分自身、小学生の頃から名言の類をメモってきた経緯もあって、素直に頷ける部分である。そして冒頭から良い言葉が並ぶ。

「人を説得したいときはあえて一歩引く言葉を」
会社で議論することの多い私としては、「はっ」とさせられる言葉である。力づくで説得しようと言葉を尽くしても、人はなかなか説得できないものである。
「迷ったら『遠い』と『辛い』を選ぶ」
物理的な距離や心理的なハードルがあったり、ちょっと大変かなという方を選ぶとするが、これはなかなか大変であるが、その通りなのだろうことは間違いないと思う。

「苦労は工労と思え」
これはモノは考えようの良い例だと思う。
「オンリーワンより少ない中でナンバーワンになる」
大企業から中小企業に転身した自分としては、痛いくらいに共感できる言葉である。

「不幸な出来事を不幸な言葉で語らない」
「喜びは短く、悲しみも短く」
「決められたことをより少しだけ多くやるのが『努力』」
「交渉事は自分の利益より相手の気分が良くなる言葉を」
短いながらも、実に含蓄のある言葉が続く。

一言ではないが、オリンピックについての意見には考えさせられるものがあった。
「オリンピックで大事なことって、そもそも競技を楽しむこと。それを経済効果とか復興アピールとかいろいろなものと関連付けて本来の精神を忘れている気がする」
言われてみればその通り。こういう感覚というのは自分自身もしっかり持ちたいと思う。

「みんなが右を向いていたら左を向こう。だってみんなが集まっているところには運がない」
アマノジャッキーな私としては、当然左を向くが、それを「運」という考え方を理由にしているのは欽ちゃんらしい。
「思考が言葉を変えるように、言葉もまた思考や行動を変えて行く」
まさにその通りだと思う。

過去読んだ2冊と同様、この本にも欽ちゃんならではの優しさが溢れている。読んでいて勇気付けられること、しばしばである。やはり言葉って大事だと改めて思う。
そう認識するとともに、「欽ちゃん本」にますます惹かれて行くところがある。まだまだ読んでいない本もあるし、次のを早く手にしたいと思わされる一冊である・・・



posted by HH at 00:00| Comment(0) | 良い話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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