2017年11月29日

【君と会えたから・・・】喜多川 泰 読書日記864



画廊
八月六日
長い一週間
****************************************************************
第一講 自分の欲しいものを知る
第二講 夢を実現させる方法を知る
第三講 経済的成功の真実を知る
第四講 魅力溢れる人になる
第五講 手段を目的にするな
第六講 できないという先入観を捨てる
****************************************************************
電話
助言
ハルカの部屋
手記
扉の向こうの真実
最後の講義
勝利の女神
手紙

著者は自己啓発の作家であり、これまでに『賢者の書』から始まって、『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』『書斎の鍵-父が遺した「人生の奇跡」』『株式会社タイムカプセル社-十年前からやってきた使者-』『きみが来た場所 Where are you from? Where are you going?』と読んできていて、いずれもそのテイストが気に入って愛読している。さらにまた一冊と手にしたのが本書。

冒頭、会社を経営し、海外へも仕事で忙しく飛び回るかたわら、著作の打ち合わせもしている「私」の作品を展示している画廊から物語は始まる。なんだか「私」はとんでもないマルチスーパーマンのような人物である。その画廊に1人の老女がやってきて一枚の絵をずっと眺めて帰っていく。幼い娘からその老女の名前を聞き、「私」の記憶は17歳の夏へと遡る・・・

もともと「私」の実家は本屋を経営していたが、夏休みのある日、「私」が店番を言いつけられて店にいると、1人の美しい少女がやってくる。しかし探している本が見当たらず、やむなくその本を予約して帰っていく。やがて予約した本が届くが、「私」は少女のことが気になり、その本を読むことにする。内容は多分自己啓発系だったのだろう、それまでろくに本を読んだことがなかった「私」はその内容に大いなる衝撃を受ける。

やがて少女がやってきて、予約した本を受け取る。すでに読破していた「私」は、その話題でその少女ハルカと仲良くなる。そしてそれから「私」とハルカの奇妙なデートが始まる。ハルカは父に教えられたと言って人生で大事なことを「私」に教えていく。
・自分が人生において欲しいもの、実現したいもののリスト(ライフリスト)を作る
・人生において他人にやって上げたいことのリスト(2枚目のライフリスト)を作る
・お金を払う行為は、欲しいものを手に入れるために、それに携わった人に「ありがとう」を届ける行為
・自分の内側に明かりを灯せば、コンプレックスなどの傷もその人の魅力となる
・職業は夢ではなく、夢を実現するための一つの手段
・昨日までできなかった事実が、今日もできないという理由にはならない

やがて物語はハルカの「事情」を明らかにする。この展開はどうも安っぽいドラマのよう。だが、著者の書く本の魅力はストーリーそのものよりそこから訴えてくるものといえる。この物語も「人生において約束されていることなど何もない。だからこそ自分の行動次第でどんなに素晴らしい成功だって手に入れることができる」というメッセージを伝えてくれる。これは子供に読ませてみたいと強く思う。

自分自身もそうであるが、子供にも読ませてみたいという点で、著者の本はこれからも外せないと思うのである・・・





posted by HH at 00:00| Comment(0) | 良い話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: