2018年03月28日

【“トークの帝王”ラリー・キングの伝え方の極意】ラリー・キング 読書日記906



原題:How to Talk to Anyone,Anytime,Anywhere

はじめに 「伝え方」は誰でも身につけられる 
第1章 いつ、誰にでも通用する「たった1つの大原則」
第2章 会話の達人に学ぶ「8つの習慣」
第3章 初対面でも緊張しない「会話の続け方」
第4章 パーティで気後れしない「社交の会話術」
第5章 仕事で結果を出す「ビジネス会話術」
第6章 聞き手を魅了する「達人のスピーチ術」
第7章 達人の一歩先へ!「スピーチ術・上級編」
第8章 番組史上「最高のゲスト」「最悪のゲスト」は?
第9章 テレビ・ラジオで生き残る「メディアでの話し方」
最後に 「伝えること」の未来について

 著者は、番組を一度も見たことがない私でもその名を知っているアメリカの名物司会者であり、キャスターである人物。CNNの看板番組「ラリー・キング・ライブ」は、見たことがなくてもその存在を私が知っているくらいだから、現地では誰でもが知る番組なのかもしれない。そんなまさに「話すために生まれてきた」ような著者が、「伝え方の極意」と称するのだからこれは読まずにはいられないと、手にした次第である。

 冒頭からいきなり著者は、伝え方の大原則は「自分らしく、素直に」だと言う。簡単なようでいて、難しいかもしれない。話が上手くなるには、積極的に話す努力を続けるという前向きな姿勢が大切だとする。当たり前と言えば実に当たり前であるが、こんなものなのかもしれない。さらに話し上手になるには、「相手に興味を示す」「自分のことを率直に語る」ことだとするが、これは素人にもやさしい。

・好奇心を持って人の話を聞けば、家にいたって視野は広がる
・自分の仕事を心から楽しんでその仕事への情熱を他人に伝えることができれば、成功する可能性はずっと高まる
なるほどと思わされることである。さらに興味深かったのが、会話のきっかけ。仕事でもよく戸惑うところであるが、これは「天気の話」「子どもと犬の話」「今いる場所の話」だという。これは意識したい。

 「成功できたのは話すことよりも人の話を聞くことに努めたから」という言葉は重みがある。「口は1つ、耳は2つ」という言葉に通じるものがあるが、こういう人が語ると重みがある。さらにアイコンタクトのルールが参考になった。
1. 相手が話している時、視線を合わせる
2. 自分が質問する時、視線を合わせる
3. 自分が話している時は視線を逸らしても良い

 また、パーティーでの会話の基本は、
1. 素直に話す
2. お互いの共通点を見つけて話題にする
3. 相手の話をしっかり聞く
としているが、なるほど参考になる。

 さらに場を盛り上げるコツとしては、
1. 誰もが話せる話題を選ぶ
2. 必ず相手の意見を求める
3. 内気な人をサポートする
4. 会話を独占しない
5. すべてを知ろうとしない
6. 「もし〜だったら」の質問をする
としている。こういう役回りが苦手な自分としては、ちょっと覚えておきたいところである。

 また、「面接=自分をセールスする」時の4つのルールも面白かった。
1. 自分に何ができるのかを伝える
2. 仕事への熱意を示す
3. 事前に準備をする
4. 自分から質問する
今後、そういう機会があるかどうかわからないが、頭の片隅に置いておきたいと思う。

 そのほかにも司会の心得やスピーチについてなどもあって、さすが「トークの帝王」と言える。プロの司会者になるつもりがなくても、ちょっと人前で話さなければならなくなった時には、印象に残ることが言えるかもしれない。
 人前で話をすることに興味を持っている人は、一読したい一冊である・・・


posted by HH at 00:00| Comment(0) | ビジネス/自説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: