2010年05月09日

【資本主義崩壊最終ラウンド】船井幸雄

久々に手に取った船井幸雄の著書。
激動の現代経済社会。
これからどうなっていくのか、これからどうするべきなのか。
そんな事を考えるヒントとしてなんだかぴったりなタイトルだという事で手に取った一冊。
さらに著者は船井幸雄であるから尚更、である。

しかしながら冒頭から衝撃的な言葉が並ぶ。
「聖書の暗号」「日月神示」「中村天風先生の生きざま」・・・
最後はともかく、前の二つは何か。
「聖書の暗号」とは旧約聖書には隠された暗号があって、そこには人類のさまざまな事が予言されているというもの。
「日月神示」は1944年から10年にわたって岡本天明さんという人物に、うしとらの金神などの神が神憑りで書かせたものであるという。

こんなものを信じろというのか、あの船井幸雄が、と絶句してしまった。
しかし頭から否定していても進歩はない。
あの船井幸雄ゆえ、否定せずに読むことにした。

内容的には、これからさらに経済の混乱は続き、2020年までには現行の経済体制は崩壊するという。
しかしそのあとは正しい未来を切り拓き、希望あふれる時代を迎えられるとなっている。
それはそれで希望を持ちたいものである。

資本主義崩壊のシナリオとしては、
アメリカのドル切り下げ(1ドル30円くらいになる)
ドルを廃貨して北米共通通貨アメロを導入する
という部分はアメリカが借金(米国債)に耐えられなくなり、それを実質軽減する方法として考えられるものであり、ありうるシナリオである。

崩壊後の素晴らしい時代を迎えるための「人間のあり方」として次の5カ条があげられる。

ポジティブ人間を志す
自己責任人間になる
自分の納得できないこと、理解できないこと、したくないことはけっしてやらない
投機や博打はなるべくしない、できればこれらにまったく手をださないほうがいい
自分ととくに親しい人、顧客などには損を与えることはしないし、けっしてすすめない

そう難しいことではないので、これはこれで意識したいものだ。
そのほか、波動医学・NS乳酸菌・まゆコロコロ健康法などが紹介されている。
船井幸雄の名前がなければ、読み捨ててしまうであろうような内容。
せっかくだから何かのためにメモだけしておく事にした。

今後のシナリオなどについては真面目に意識しておきたいと思うところである・・・



資本主義崩壊最終ラウンド―2009~2013 大恐慌はまだまだこれからが本番だ!

資本主義崩壊最終ラウンド―2009~2013 大恐慌はまだまだこれからが本番だ!

  • 作者: 船井 幸雄
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2009/05/23
  • メディア: 単行本



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2010年01月16日

【バフェットの教訓】メアリー・バフェット&デビッド・クラーク


ウォーレン・バフェットといえば世界で最も成功した投資家であり、世界第2位の大金持ちでもある。
そんなウォーレン・バフェットの名言を集めた本である。

ウォーレン・バフェットの投資方法といえば「優良銘柄を長期にわたって保有する」というものである事はあまりにも有名である。
コカ・コーラ、アメリカン・エキスプレス、ワシントン・ポストなどの有名銘柄を多く保有している。
(昨今の金融危機ではゴールドマン・サックスに投資し、すでに1兆円以上の利益をあげている)

ここで語られるのはそんな投資哲学に通じるものもあれば、人生一般に当てはまるものもある。
言い得て妙というのもある。
しかし奥が深くて理解しきれないものもある。
たとえば最初に出てくる、
「ルールその1、絶対に金を損しないこと
 ルールその2、絶対にルールその1を忘れないこと」
などはその例だ。
言うのは簡単だが、「どうしたらできるか」は果てしなく困難だ。

「価格とはあなたが払うものであり、価値とはあなたが受け取るものである」という言葉は投資をする上で大いに役立つ。
「株式市場はあなたにサービスを提供するために存在しているのであり、あなたを教育するために存在しているのではない」
などは思わず唸ってしまう。

「市場が効率的なら、私は今街頭で物乞いをしているだろう」
「今日の投資家に利益をもたらすのは、昨日の成長ではない」
投資をする際には心の隅に留めて置きたい言葉だ。

投資に限らず人生訓になりそうなものもある。
短い時間で手軽に読める事もあり、さっと目を通してみても面白い。
読んでもそれを生かせるかどうか。
それが難しそうだ・・・


史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵

史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵

  • 作者: メアリー バフェット
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2008/01
  • メディア: 単行本



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2009年12月12日

【サブプライム後の新資産運用】 中原圭介

「株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる」と同じ著者の著書である。
上記では株式投資について特化して語ってくれたが、本作はそれを含む運用全体についてである。

長く続く低金利。
銀行の定期預金利息は微々たるもの。
何かもっと利回りの高いものを、と思うのは人情であるが、そこについて回るのはリスクという厄介物。
多少覚悟を決めて元本保証のない商品に手を出したところあっさり元本割れ・・・
そんな嘆きが聞えてきそうなご時勢。
自ら学ぼうとする人には指針となる一冊である。

始めに世間の常識から否定してかかる。
「国債分散投資」、「長期資産運用」という比較的安全と言われている運用方法について実例を挙げて警告してくれる。
そして意外な事に、金融工学に長けた運用のプロも素人も実は運用成績にそんなに差はないと言う。

日本がおかれている現状、そしてそれに対する世界の状況。
そんな状況からすると著者は外貨預金・国内株式運用の併用がよいとする。
外貨預金も手数料の安いネット銀行系を勧めるなど実用的だ。
すべて他人任せでは所詮高い利回りなど期待はできない。
こういう本を手にとってまずは勉強してみるのもいいのではないだろうか・・・



サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践

サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践

  • 作者: 中原 圭介
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2008/07/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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2009年12月08日

【株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる】 中原圭介

著者は現在フィナンシャルプランナーとして活躍している人物。
株式投資のブログでその存在を知り、するどい意見を知って興味を持ち、著書を読んでみる事にした。
内容はタイトルそのままなのであるが、広く株式市場の特徴を語り、比較的わかりやすく投資について解説してくれる。

「上げ相場でも下げ相場でも儲け続ける私の運用スタイル」で基本を語り、それぞれの相場での狙い目は、
上昇相場では「優良株」
ボックス圏相場では「仕手株」
下降相場では「材料株」
といった具合に明確にしてくれる。

そして日本市場の鍵を握っているのが外国人投資家。
彼らが買えば相場は上がり、彼らが売れば相場は下がる。
その仕組みと動向。
外国人投資家と言っても北米投資家と欧州系投資家とに分かれ、それぞれの運用スタイルもある。
そうした知識はこれまでなかった人にはありがたい。

ただあくまでもこの本はベーシックだ。
これを読んだからと言ってすぐ儲かるわけではない。
ただ知らなければ成功も遠くなるかもしれない。
相場に手を出す前に読んでおきたい一冊である。



株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる

株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる

  • 作者: 中原 圭介
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2006/05/18
  • メディア: 単行本



posted by HH at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 金融・経済・株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする